1/8275 —埋もれる個、生まれる個。—
井上 純二 【コース奨励賞】

私達が生きる社会は、「個」よりも「集団」が重んじられる。個々の持つオリジナリティは集団によってかき消され、社会の中に埋もれてしまってはいないだろうか? 集団の中に生きる「埋没感」と人物一人ひとりに焦点を当てた際に現れる「個性」の主張。この2つのイメージをイラストレーションとビジュアルブックを通して表現した。

イラストレーション / 841×2376mm、ビジュアルブック / A4判 48ページ
紙、リソグラフ