• 広島県大竹市は和紙の産地として栄え、今も保存会によって材料の楮の木から育てて継承されています。
    和紙は丈夫で強く、しなやかで軽く、縫うこともできて多様な可能性を秘めた素材です。
    伝統工芸品は使用者、生産者共に減少傾向にあり、途絶えさせることのないように、和紙の素材特性を活かした、現代の生活の中で使い続けてもらえるプロダクトを考えました。

  • 使用者は作家や美大生など創作活動者が主で、使用量や認知度をあげるには、誰もが使うものを提案したら需要が増えるのではないか?ということでOHTAKE WASHI を柱のブランドに、4つのシリーズ別に展開してシーン別に使えるようにしました。

  • 図工やワークショップで折染めを体験するキット。染めた和紙はブックカバーや封筒、アクセサリー、照明カバーなど2次的楽しみ方ができます。説明書入りです。

  • 入学時お祝い配布3点セット。お道具箱(内部に紙入れ、仕分け袋付き)・和紙ノート・名札の中身です。
    型抜きランプシェードは図工やイベント、ワークショップでみんなで作ることができて、和紙の特性を知ることができきます。

  • 祝い袋2種(ちぎり絵)と大竹ポチ袋6枚セットです。

  • 箸置きは使用前と使用中で形が変わります。こんにゃくのり防水加工済です。

  • 一筆箋とネームカード兼メッセージカードです。
    一筆箋は柄違いの大サイズもあります。
    ネームカード兼メッセージカードはハトメタイプと全和紙タイプがあります。

  • コースターは振ると中の柄が動きます。こんにゃくのり防水加工済で4枚重ね縫いです。

  • 名刺入れと和紙名刺100枚印刷セットです。
    内側は仕切り2ブロックと1ポケット付きです。名刺を交換することで和紙が拡散していきます。

  • トートバッグは大小あります。こちらは大サイズ。こんにゃくのり塗布→乾燥、柿渋塗布2回→乾燥しているので布並みの強度が備わっています。内ポケット2個・外ポケット1個付きです。
    しわしわに揉むと強度が増すので使いながら育てて変化を味わってください。

  • カフスボタン・ネクタイピン・蝶ネクタイ・ポケットチーフ・コサージュ・ブローチです。
    染める、縫う、固めるなど和紙らしさを秘めたアイテムです。

大竹和紙復興プロジェクト
倉下 由美子【コース奨励賞】