雨ライフのすすめ
日本は、古来より
四季の移り変わりと共に変わる雨の表情を愛でて、雨と共生して暮らしてきました。
水道が整備される前は、雨水がもっと近い存在で、
雨を祈り、雨を受け入れる生活が中心でした
しかし、今では雨を憂鬱な天候だと捉えがちです。
雨の日を、憂鬱に感じていたらもったいない。
日本の雨の美しさを再認識する。
雨の日を心軽やかに過ごし、
生活に、人生に、より豊かな日を増やしていく。
その第一歩の体験をデザインします。
制作物 : 本2冊 A5変形版
《雨ライフのすすめ》雨に関する知識を深め親しむ入門本
《雨ライフログ》雨ライフをより充実させるアイデア集&ワークブック
《雨ライフのすすめ》および《雨ライフログ》の目次
《雨ライフのすすめ》では、大きく2つの「雨知識」を掲載しています。
「雨について学ぶ」・・・・・・気象学的な視点から雨について知る
「雨と私たちの関係」・・・・・・これまで私たち人間と雨が作り出してきた文化・生活について知る
《雨ライフのすすめ》 各セクションの紹介と、イラスト。
《雨ライフのすすめ》 ページサンプル
雨についての知識や、雨と私たちの関わりについて、文章・写真・イラストで説明しています。
例えば、大気中の水蒸気は、たった9日間で全て入れ替わります。
今日降ってきた雨は、9日前には遠く離れた海の水だったのかもしれません。
《雨ライフログ》に掲載されているアイデアは、全部で20個。
雨の降りはじめから、雨が止むまで、様々な切り口から雨を楽しむ体験を提案しています。
《雨ライフログ》は、ワークブック形式になっています。
右のページに、雨ライフアイデアを実践してみた記録を残していきます。
ページが全て埋まるころには、もうあなたは雨ライフマスターです。
《雨ライフログ》 ページサンプル
idea_no.16 雨を捕まえて、照明を作る
天から降る雨粒をそのままランプシェードにしてみましょう。
時間が経つにつれてたくさんの雨を集めて煌めきを増すランプシェード。
雨の日の楽しみ方に新しく加えてみませんか?
用意する材料は、樹脂性のメッシュがおすすめ。
切ったり重ねたり、好きな形を作りましょう。
雨が降ってきたら、外に出して雨粒を集めましょう。
雨ライフの普及活動は、まだまだ続きます。
本誌が、雨を楽しむ生活の第1歩になりますように。