高梨 武彦 / ランドスケープデザインコース

身近な生活空間への視線と提案(Web卒展をふりかえって)

高梨 武彦 / ランドスケープデザインコース
2020年度は18名の卒業制作となりました。
制作内容は、公園整備計画(9)、個人庭修景(2)、廃校活用計画(2)、里山整備と散歩計画(2)、海岸林造成計画(1)、遺跡整備計画(1)、日本庭園計画(1)でした。
このように、公園・庭園関連が半数を占めていました。
今年度の社会事象には新型コロナウイルスの影響が色濃く投影しているのは当然なことでしょう。
その傾向は、卒業制作にもそれを見て取ることができるのでした。なかでも、在宅勤務(テレワーク)により、昼時間や休日を自宅周辺で過ごすことが多くなったことへの対応をランドスケープデザイン思考と手法による提案がこれにあたるでしょう。

近場の公園や緑地を家族で利用するあるいは昼ご飯を食べる、通勤・通学などとは別のルートを歩き運動不足解消や気分転換を図るいわゆる散歩をする。
新規公園の計画や整備といった華やかな提案ばかりではなく、より身近な生活空間への視線をとりもどした、そんな卒業制作年度であったと感じるものでした。

作品一覧