織り重なる庭 - 土地の記憶に景色を重ねる –
糸井恭子 【学長賞】【学科賞】

6年前、八ヶ岳山麓の雑木林に別荘を建てた。手つかずの庭であったが、ライフスタイルの変化に伴い増築と庭づくりに着手することとなり、本制作のテーマとして計画した。自然環境を身近に持つ別荘の庭は、その土地ならではの美しさを内包している。土地に刻まれた記憶に新たな景色を重ね、かつての雑木林がそうであったように、人間と生き物たちが共生する命が循環する場を取り戻したい。「織り重なる庭」では、たくさんの命が重なりあうことによって風景がつくられる。

基本計画・設計(1,653㎡)