SANPO HUB -さんぽを通じて地域を楽しむための公園施設-
太田小夏

ベッドタウンが広がる多摩丘陵の、典型的な谷戸地形の住宅地の中に残されている雑木林は、
緑豊かな風景を創出している一方で、管理が放棄され鬱蒼とした印象を与えている側面もある。
従来よりさんぽにぴったりの地域ではあるが、そのような雑木林を改修することで
生活に密着した日常の延長線上としてのさんぽをもっと楽しんでもらえる、住民のための施設を構築する。

まずは東京都町田市・神奈川県横浜市の県境にまたがる尾根沿いに残された雑木林を対象地として、
現在も住民にさんぽ道として親しまれている既存のけもの道を活かしながら
「さんぽを知る」「さんぽを楽しむ」をテーマに公園施設およびサービスを設計する。

さんぽを通じて、HUBを中心とした住民・地域・自然のエコシステムを生成し、
段階的に近隣から広域にかけて、スキームも含めHUBの複数展開を行う。
将来的には「HUBとHUBをつないだ長距離のさんぽ文化を創り出すこと」と「緑の管理・活用の広域連携」の実現を目指す。

基本計画・設計(4.1ha)