• 私たちの暮らしに慣れ親しみ、その健康面から世界的に注目を集めている日本食ですが、それらがどんな名前で、どんな特徴や背景があるのか、たくさん答えられる人は、そう多くいないのではないでしょうか。そんな日本食の魅力をより深く、多くの人に知ってもらいたいという目的から、主に日本を訪れる外国の方、料理に関心のない男性や子どもなどに向けて、家族間で行う新しい遊びのカタチ、「日本食札」を提案します。

  • このゲームの特徴は、大きく3つあります。1つ目は、全ての札がバイリンガル表記になっていることから、海外へ日本食を発信するツールとして活用できることです。2つ目は、日本の古典的遊戯である「花札」のルールを元として考案したカードゲームであり、誰でも覚えやすく遊びに取り掛かりやすいことです。3つ目は、完成させた出来役によっては一食分の料理を完成させることができ、ゲームに勝利した人の札のなかから今夜のメニューを決めたりと、毎日の献立作りに役立てられることです。

  • 日本食札には赤箱と青箱があります。赤箱は実際にゲームを行う時に使う札が入っている箱です。イラストを基調としており、和をイメージした渋みのある配色となっています。パッケージは日本の国旗のイメージカラーである赤色を使用しています。

  • 青箱には、赤札に書かれたごはんやおかずの説明の札がそれぞれ入っています。青箱を読み札と見立て、かるたとして遊ぶこともできます。パッケージは日本が海で囲まれた島国であることから、海のイメージである青色を使用しています。赤箱、青箱ともに側面には米粒の装飾があり、箱を閉じると下の白い箱がちょっぴり見えて、お寿司のように見ることができる仕掛けがあります。

  • 箱の中には48枚の札があり、汁物、煮物、漬物など、12分野4種類のごはん、おかずが収録されています。札の分野ごと、ランクごとに異なった色や柄を使用しています。

  • 日本食札では基本2人でプレイします。1ゲーム10〜15分程度です。まずジャンケンを行い、親と子を決めます。親が札を裏向きに、親と子それぞれの手元に8枚置き、次に中央の場に表向きに8枚置きます。残った札は裏向きに山札として積んでおきます。そして自分の手元に置かれている8枚の札を親と子がそれぞれ手に持ち、自分の手札を確認します。

  • このゲームでは、親と子が交互に手番となり札を出していきます。手番のプレイヤーは、まず手札から1枚選んで場に置きます。その時、場に同じ分野の札があれば、その札と自分が出した札をとり、手元に札を表向きにして並べます。並べ方は基本的に上から絶品札、定番札、惣菜札、菜札のランクの順番で並べていきます。

  • 山札から1枚札をとって場に置きます。その時場に同じ分野の札があれば、その2枚をとり、手元に札を表向きにして並べます。そして自分の手番が終わり、次のプレイヤーの手番となります。

  • この繰り返しで取り札を増やしていき、手札がすべてなくなる前に役を完成させたプレイヤーが勝利します。役が揃った時は「いただきます」か「おかわり」を宣言します。「いただきます」と言うと、このゲームが終わり、宣言したプレイヤーが揃った役の合計得点を獲得して勝利します。「おかわり」と言うと、ゲームを続行できます。さらに点数の多い役が相手より早くできそうな時に宣言します。しかし「おかわり」を宣言したあとに相手が役を作ってゲーム終了となった場合は相手に倍の得点が加算されます。

  • 日本食札には10種類の出来役があります。このゲームでは出来役の点数で勝敗が決まるので、いい役を作ることが勝つための秘訣です。一例を紹介すると、手元に並べた札のなかから、かやくご飯、味噌汁、焼き鮭の3枚の札が揃うと『理想の朝食』という役が完成します。このように出来役によって、一食分の献立を完成させることができます。

日本食札ー食卓を彩る家族のカードゲームー
田中 梨乃
カード:52mm×32mm 素材:紙 同封物:赤箱(48枚),青箱(48枚),取り扱い説明書