• 私の卒業制作
    「クミコミ」です。

    災害避難所での「くつろげるスペース作り」を目的に制作しました。

    では「クミコミ」について説明していきますね!

  • これまで何度か災害の避難所を訪れたことがあります。

    広い体育館で多くの人が我慢しながら暮らしている様子は、以前から変わっていないように見えました。

  • 避難所によって環境は様々です。
    自衛隊やボランティアが入って、美味しい食事が提供されることもあります。
    しかし多くの避難所は皆さん我慢して暮らさざるを得ない状況です。

    取り組むべき課題がたくさんあり、卒業制作として出来ることは何だろうかと悩みました。

  • 飲食を提供する「屋台」にはいろんな種類のものがあります。

    他には無いもの、そして小さなスペースでも室内でも使える屋台を考えました。

  • 多くの避難者が集っている風景をイメージしています。

    「クミコミ」という名前は、組み込んでいく構造とコミュニケーションをかけて、明るく可愛らしいイメージを感じられるように名付けました。

  • 「クミコミ」は木材と和紙(+スチレンボード)で作りました。

    全体のサイズが小さいので、入れ子になっている箱椅子・箱テーブルはちょっと小さくなってしまいました。
    作品では椅子・テーブルは2セットしかありませんが、もっと増やすことも可能です。

  • 後ろから見た屋台の本体です。

    屋根・格子棚・調理台の板・鍋置きの棚板・担ぎ用の棒は取りはずせます。

    提灯と紙芝居ボード、伝言板(メッセージボード)は折り畳んで本体の柱の間に収まるようになっています。

  • 箱テーブルと箱椅子のサイズと役割です。

    箱椅子は箱テーブルに収まるように設計しました。

    箱椅子の蓋が開き、中は収納できるようになっています。

    右のテーブルの上面が開いて広くなります。

  • 3重の入れ子構造になっているのがわかるでしょうか?

    屋台本体は上段と下段に分けることができ、最終的に4つの箱の中に全てが収まるような構造にして、保管や運搬が容易になるようにしました。

  • 図面です(単位はmm)

    屋台は、高さ(屋根まで)
    176cm × 幅 140cm × 奥行 38cm。

    正面の扉は開閉が出来ます。

    使用時、屋台の上段と下段はボルトで固定します。

  • 「クミコミ」は小さなスペースでも屋台カフェを設けることが出来ます。

    配置の仕方はスペースに合わせていろいろ変えられます。

  • 「クミコミ」は避難者に使って貰えることを目指しています。
    ボランティアも一緒に「ここに来ると何だか楽しい」といった雰囲気で、大人も子供も集まってこれるような仕掛けを作ってみました。

    使い方のアイディアがもっと出てくるといいですね!

  • 「クミコミ」は最終的に38×38×78cmのサイズの箱が4つとなります。軽量で3辺200cm以内で、どこへでも持っていくことが容易です。

    ベランダでも通路や部屋の片隅でも積み上げることも出来るので、保管スペースはそれほど広くなくて大丈夫です。

クミコミ -災害避難所のくつろぎスペースー
小倉 健一郎